断熱改修～耐震補強工事（2）

みなさま、こんにちは。

連日、新型肺炎ウィルス感染拡大のニュースが飛びかい、不安な日々を過ごされている方が多いと思います。弊社でも水際対策をしっかりと意識しながら、各現場でも少しずつ作業を進めております。

さて、各お家の箇所ごとに施工中。盛岡市西下台のリノベーション現場の様子です。

1F部分の床下リフォーム。床をまるっと剥がして床の下地を組んでいきます。

そして新しく束石を敷設し、その上に鋼製束を取り付けて床下地の大引きをしっかりと止めつけます。
大引きの次には根太を取り付け、その根太の間に隙間なく断熱材を施工していきます。
断熱材は「押出法ポリエスチレンフォーム」
外断熱に適した断熱材で、湿気につよく軽量で安価。防蟻性能やシロアリの侵入を防ぐ機能もあります。
床からの冷え込みを防いでくれる床下リフォームは大事ですね。

続いて、耐震改修工事です。

築50年ほどになる住宅のため、昭和56年度以降に建てた住宅は地震に弱いとされています。岩手県の耐震改修補助制度を利用し、リノベーションを機に補強工事を行いました。岩手県では上限60万までの費用2分の1補助制度があります。
土台・柱・筋かい・梁などの接合は金物等を使って堅固にします。また、筋かいを入れたり、構造用合板を張って強い壁を増やします。

続いて、断熱材充填作業です。

分厚い高断熱グラスウールを各箇所にカットして、内側外側のダブル断熱仕様に改修しました。
サッシは星4つのLIXILエルスターS。断熱性、採光性、デザイン性、耐久性、すべてを進化させた高性能樹脂窓です。

ビフォー・アフターが楽しみですね！ではまた、ご報告いたします。