日ごとに暖かくなり春らしい陽気になってきましたね。この3月は卒業・卒園など旅立ちと新しい門出の季節。
道端にはフキノトウやツクシが顔を出し春の訪れを感じる今日このごろ。
さて、今回は消費税10%への引上げ後の住宅取得支援策についてお話させていただきます。
2019年10月1日から実施予定の消費税増税に伴い、住宅業界を管轄する国土交通省から支援策が打ち出されております。
消費税アップに伴う4つの支援策
1.住宅ローン減税の期間3年延長
今まで10年だった住宅ローン減税の期間が13年に延長され、それによって最大で消費税2%アップ分が還元される。
2.住まい給付金の対象者が増え、金額もアップ
給付対象者の所得制限が年収510万円から775万円にアップし支給額も10〜40万円増額。
3.新たなポイント制度(次世代住宅ポイント)の創設
省エネ、耐震、バリアフリーの性能を満たすための工事(リフォームも含む)に対して最大35万円相当の商品と交換可能なポイント付与。
4.住宅取得資金の非課税贈与枠の拡大
現行の最大1200万円が3000万円まで拡大。
これらをうまく利用すれば、消費税アップの2%分は取り戻せますし、さらに消費税アップ後は建設費の値下がりの可能性もありますから、あわてて消費税アップ前に計画を進める必要はなさそうです。
*ただし、これらの支援策は期限や予算達成次第終了などがありますからあまりのんびりしていると使えなくなります。
消費税10%適用と判断させるタイミング
原則:引渡しの時点で判断。引渡しが9月30日までなら8%、10月1日を過ぎると10%
注文住宅の請負契約については、3月31日までに契約を締結すれば、引渡しが10月1日を過ぎても8%を適用。
各支援策の詳細です↑
これまでもアイワイホームは地域型グリーン化事業など公的補助金を活用しお施主様に少しでも役立てるようにしてきました。
国も今回はより手厚い支援策を用意しています。
弊社でもこれらの今後の動きを情報収集しながら、お客様によりオトクにご提供・プランニングして参りたいと思います。